2017年

1/4ページ

大丈夫かい「ゴマブックス」

ゴマブックスとはどんな出版社なのか ゴマブックスの決算公告 体に優しい成分セサミンの話をするわけではない。出版社ゴマブックスのお話だ。年末、12月28日の官報、決算公告に面白いものが出ていたので共有しておこう。 ゴマブックスの基本情報 ゴマブックスについておさらいしておこう。 ケータイ小説の出版で名を馳せる 2009年9月に民事再生法適用を申請 本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山六丁 […]

2017年も色々あった電子書籍業界

閉店するのは電子書店だけではない hon.jpサイト閉鎖 今日はクリスマス・イブで、昨日は天皇誕生日だ。何が言いたいかといえば、もう年の瀬、師走も終わろうとしているということだ。そんな時は2017年を振り返ってみるのも悪くない。電子書籍業界で言えば、最大のニュースはメディアドゥと出版デジタル機構の合併だろう。ただ、イイ話ばかりではない。電子書籍業界では閉店は日常茶飯事。個人的に最も衝撃を受けた閉店 […]

おすすめ電子書籍 畠山 重篤『牡蠣礼讃』

オイスター最高という人向け 海のミルク「牡蠣」 牡蠣を食べすぎて嘔吐下痢になったことがある。苦しみの最中は原因が牡蠣だと露知らず、奇病にかかったかと思い、不安に苛まれたものだ。それは悶絶するほどの苦しみだった。口からは嘔吐し、尻からは下痢を垂れ流す。深夜に家のトイレを占拠し、便器にしがみつきながら汚物を撒き散らす。いつ終わるとも知れない苦しみに、死すら希求してしまう。そんな心境だった。未明にかけて […]

インサイダー取引には気をつけよう

  • 2017.11.26

eBookJapan関連でインサイダー取引 インサイダー取引は犯罪である 大体、上場企業に就職すると、どんな会社でもインサイダー取引に関する講習を社員に受けさせる。中には免許更新で見せられる、自動車事故の加害者にならないためのビデオ顔負けの「人生どん底恐怖ビデオ」を視聴させて、インサイダー取引の犯罪性を社員一同に認識させるのだ。だから、インサイダー取引なんて起こらないだろうと思っていたら、電子書籍 […]

『るろうに剣心』作者が児童ポルノ禁止法違反

漫画家の不祥事で困るのは読者 マンガは販売中止にならないといいですね 「るろうに剣心」実写版、一挙放送が中止に 原作者の書類送検で、CSチャンネルが対応 私は、紙で全巻(実家にて保管)、紙で完全版を全巻、電子書籍で全巻、『るろうに剣心』を持っている。自他共に認める「るろうに剣心」の大ファンである。すでに、いつでもどこでも読める状態にあるので、仮に販売中止になったとしても私自身は痛くも痒くもないが、 […]

おすすめ電子書籍 村田沙耶香『消滅世界』

ジュニアNISAと子育て ジュニアNISAなるものを本気で検討している。というのも、私自身がNISAを活用しており、その非課税メリットを存分に享受しているからだ。子供の分も同じように上手に運用する自信があるし、子供用の将来の資金を考えた際に非常に合理的な制度であると思っている。もちろんジュニアNISAには元本を割ってしまうというリスクも存在しているが、そんなことは百も承知であり、その点を十二分に留 […]

TVで紹介。こういう時こそ電子書籍が便利

妻に捧げた1778話 アメトーーク!の読書芸人 以前より、読書が好きな芸人を集めての企画が開催されてきた。その中で紹介される本は次の日、書店からなくなってしまうそうだ。(ちなみに読書芸人ではなく、キングダム芸人放送の折には、キングダムが尽く売れてしまったという)そして、つい先日の11月16日(木)。この時放送のアメトーーク!のテーマが読書だったのだ。光浦靖子や又吉直樹、カズレーザーといった常連メン […]

メディアドゥ最大の買い物「NetGalley」

NetGalleyを買収したメディアドゥの戦略 メディアドゥが欲しかったサービス? メディアドゥは今まで色々な企業をM&Aしてきた。 2016年11月 要約サービス「フライヤー」 2017年1月 マンガ書評サイト「マンガHONZ」を運営する「マンガ新聞」 2017年3月 電子取次大手の「出版デジタル機構」 2017年4月 WEBブラウザの「Lunascape」 この中で最も影響があったのは […]

大河ドラマの原作で電子書籍化しているもの(2017)

大河ドラマの”歴史” 歴史を図解してみた 2017年現在放映中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を入れると、大河ドラマは第56作を数える。(57作は西郷隆盛、58作は東京オリンピックを扱うらしい)その全58作を歴史(横軸)と知名度(縦軸)で表してみた。歴史は見ての通りだが、知名度はある程度客観性を取り入れるため、Googleなどで検索した時に標示される検索総数の概数を指標としてみた。すると上記 […]

おすすめ電子書籍2 黒川博行『破門』

不逞の輩には気をつけよう 私はよく絡まれる 本屋で立ち読みしている時、街中を歩いている時、ゲームセンターを訪れた時など、その被害を挙げ出したら枚挙に暇がない。過去を振り返ってみると、その事例はもっと増える。多すぎて、もはや私自身覚えていない。現在に至るまで、幸いにして暴力を振るわれるなどで怪我を負ったことはないのだが、精神的にはとても疲れる。おかげでタフになったのかもしれないが、必要ない経験を積ん […]

1 4