2017年の主要電子書店リリース数カウント

2018年4月17日電子書籍ストア・取次



ニュース

一年の計は元旦にあり。

リリース(ニュース・プレス)とは

あけましておめでとうございます。2018年もスタートして5日。特に今のところ一大ニュースはない模様。(電子書籍業界に)年末から正月にかけて読んだ本のレビューでもしたいのだが、2017年のネタがあるので、早いうちに片付けてしまいたい。今回ネタにしたいのは、主要電子書店が出しているニュースリリースの件数。イケイケドンドンな会社はどんどん新サービスや取り組みを紹介するだろうし、下火な会社は紹介するような案件もないので、ニュースが無く、リリース情報ページに閑古鳥が鳴いているような状態だろう。もちろん、くだらないニュースで件数を稼ぐこともあるのだろうが、今回は中身は特に精査せず、単純に件数だけを比較してみたい。そもそもリリースとは何か。企業というのはプレスリリースとかニュースリリースというものを出す。目的は企業活動宣伝のためだ。前者のプレスリリースは、各メディア向けのリリースで、後者は消費者向けだ。効果効能は同じと言ってもいいだろう。実際、全てが混ざっている会社もあるし、丁寧に区切って、別枠で用意しているところもある。今回はIRニュース以外の

  • 新規サービス出しました
  • 新機能を実装しました
  • キャンペーンやってます
  • こんな取り組み始めました

みたいなのを拾ってカウントすることにする。NTTソルマーレみたいにゲーム運営など電子書籍以外の事業をやっているところは色々なリリースが混ざるので、それらはきちっと除外した。対象サービスというか運営会社は以下。()内は主要電子書籍サービス名。

  • パピレス             37件(Renta!、パピレスなど)
  • ビーグリー            33件(まんが王国)
  • Booklive             10件(Booklive!など)
  • トゥデファクト          47件(honto)
  • NTTソルマーレ          30件(コミックシーモア)
  • イーブックイニシアティブジャパン 48件(eBookJapan)

hontoとeBookJapanとかは、平均週1件のリリースを出すみたいな目標が設定されてるんだろうとか勘ぐったり、パピレス、ビーグリー、シーモアあたりは、月1件を目標くらいに頑張っている印象がある。しかし、Bookliveだけやけに少ない。年間10本。月1本打てていない。アクティブなサービスなのにどうして・・・。やはり、調子がふるわないのだろうか。もともとたくさん打つ体質ではないのが、過去の件数からも推察できる。だが、そうだとしても、もっと何か取り組みを紹介するべきではないだろうか。ちなみにBookliveの親会社である凸版印刷はもっと大量のニュースリリースを配信している。それを見習ってはどうだろうか。

結論から言って、Booklive!大丈夫か

Bookliveのプレスリリース

上のキャプチャは2017年のBookliveのリリース全てだ。気になるのは少ないだけではなく、12月に1件もないこと。それから3〜5月まで1件もないこと。企業として電子書店として、何かしら活動しているのだから何もないというのが本当に解せない。ただ、売上の傾向は鈍化している。

つまり、売上が思った以上に伸びない→追加で開発・新規案件はしたくない→色んな企業活動を抑制→リリース数減少、みたいな流れだろうか。リリース数が少ないのは、経営全般がうまくいっていないことの証左なのかもしれない。完全に邪推なので、これ以上は物を申すまいが、2018年こそ飛躍の年にしてもらいたい。