巨大出版社で唯一の成長路線、カドカワ 売上推移(FY16まで)

2017年10月6日

カドカワ売上グラフ画像

カドカワの売上

  • 14年間で売上125%増
  • 最新では電子売上は9%を占める

FY16決算サマリー

  • 売上:1,862億(内、電子は195億)
  • 営業利益:84億
  • 最終利益:57億

カドカワの基礎情報

  • 決算時期:毎年3月
  • 本社所在地:104-0061 東京都中央区銀座四丁目12番15号 歌舞伎座タワー
  • 出版もさることながら『ニコニコ動画』等で有名

コメント

メジャーな出版社が軒並み、売上低下なのに対して、カドカワは攻めの姿勢で売上上昇に成功している。2,000億の大台である。経営の多角化により、出版ビジネス以外にも手を広げているのが功を奏した形だ。

と言っても毛色違いのビジネスではなく、エンタメを主軸とした王道ビジネスで、着実に成果を収めてきた。中でも、ニコニコ動画で有名なドワンゴとの合併は大きい。
出版以外の金額が売上には入っているため、電子割合が小さく見えるが、
実態としては、出版ビジネスだけを見れば、その電子への依存度はもっと大きいと思われる。

カドカワの電子書籍における可能性

傘下にブックウォーカー、読書メーター、カクヨム等が存在し、新しい販売、出版のビジネスに取り組んでいることから、幸先は良いと思われる。
如何せん、ブックウォーカーはラノベ指向が強すぎて、一般読者層がいるのかわからないので若干心配。少しメジャー化してただの管理ツールでなくなってきている読書メーターはコア層が逃げないか心配。カクヨムは鳴かず飛ばずで、そもそも心配。まあ、新しい取り組みに挑戦しているだけましであろうか。