電子売上が増している集英社 売上推移(FY16まで)

2017年10月6日

集英社売上推移グラフ

集英社の売上

  • 14年間で売上15%減
  • 最新では電子売上は18%を占める

FY16決算サマリー

  • 売上:1,175億(内、電子は217億)
  • 最終利益は53億

集英社の基礎情報

  • 決算時期:毎年5月
  • 本社所在地:101-8050 東京都千代田区一ツ橋二丁目5番10号
  • 『キングダム』や『ONE PIECE』等が有名

コメント

三大出版社(小学館、講談社、集英社)の中では、最も売上の下落率は低い。
近年は電子書籍の売上増加に伴い、ほぼ横ばいの売上を確保している。
また、200億円を超える電子売上があると推定され、社内でも電子書籍チームの発言権が強大化していそうだ。
会社的にも存続を考えるならば、さらに電子へとシフトしていかないとマズいだろう。

集英社が電子書籍でやるべきこと

それはもう明快で、『キングダム』や『ONE PIECE』等の人気作品や週刊少年ジャンプの電子書籍版を、紙版と同時発売させることだ。
遅らせる理由に合理性はない。利益率を言うならば、電子版の方がコスト的にハイパフォーマンスであり、中古扱いもないため、長期的に利益は良い。
今最も売れる漫画である講談社の『進撃の巨人』は電子・紙同時発売だ。その英断は素晴らしかった。
集英社も早くその決断をすべきだ。
売上は下がらない。海賊行為も減ることだろう。(電子版が出ることで、オンラインユーザーの囲い込みがしやすいため)
そして、週刊誌に関しても、ジャンプを紙と同時発売するべきだ。
ジャンプが年々、発行部数を減らしているのは既知のことだろうが、もはやジャンプそのもので糊口を凌ぐことはできないのだ。
それならばいっその事、売上云々よりも、雑誌としての広告効果を考えるべきだろう。電子でも同時に出して、少しでも多く読まれる方策に転換していった方がいい。