最終黒字でも喜べない。小学館16年分の決算まとめ。
- 2019.05.29
- 小学館
5月と言えば、小学館の株主総会である。どのくらい売上が下げ止まったか、電子比率はどの程度高まったか、が焦点である。 相変わらず三大出版社で一番低い 16年間で売上35%減 2003年度売上:1,502億 2018年度売上:970億 その差は532億(16年前の6割程度の状態になっている) 前年に比べて、売上が多少回復している。まあ僅かだから喜ぶには早い。 30億ほど回復しているが、デジタル出版系の […]
電子書籍に関する情報や本のレビューについて書きます。
5月と言えば、小学館の株主総会である。どのくらい売上が下げ止まったか、電子比率はどの程度高まったか、が焦点である。 相変わらず三大出版社で一番低い 16年間で売上35%減 2003年度売上:1,502億 2018年度売上:970億 その差は532億(16年前の6割程度の状態になっている) 前年に比べて、売上が多少回復している。まあ僅かだから喜ぶには早い。 30億ほど回復しているが、デジタル出版系の […]
講・集・小の三大出版社で一番ダメな状態だった 15年間で売上37%減 2003年度売上:1,502億 2017年度売上:945億 その差は557億(15年前の6割程度の状態になっている) 小学館だけがこんなに下がっているわけではないが、講談社や集英社は電子書籍にもしっかり対策を打っているので、その効果が出始め、下降線も折り返しが見えてきている。講談社は15年間で売上29%ダウン、集英社は14年間で […]