一刻も早く電子化して欲しい5作品

電子書籍, 電子書籍コラム



決算期を通り越すとこのブログも結構暇である。電子書籍業界もさしたるニュースがないのだ。こういう時は書評もどきを書くに限るのだが、本のレビューって書くのが大変である。そこで、ここはひとつ、あるテーマのもとに、本をいくつか選んでみたい。

テーマは「一刻も早く電子化して欲しい作品」

なぜこのテーマを選んだかというと、さくらももこが亡くなって家の押入れにしまってあるエッセイ類をもう一度引っ張り出して読もうと思いたった時、「どうせなら文庫版も出てることだし新しく買い直そう。ついでに電子版も買って、いつでもどこでもさくらももこワールドに浸ろう」と考え、電子版を探してみたところ、『もものかんづめ』はおろか、その他のヒット作(エッセイ)の電子版は一向に見当たらなかったのだ。『ちびまるこちゃん』なら全巻電子書籍になっていたのだが、エッセイだけはなっていないのだ。

もものかんづめ

『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』初期三部作、そして『あのころ』『まる子だった』『ももこの話』の子ども時代三部作(そういう通称か知らないが)を是非とも電子書籍で読みたい。ファンとしてはコレクションしたいし、いつでもどこでも読めることが非常に嬉しいのだ。同じ集英社で『ちびまるこちゃん』は電子化しているのに、何故、これらエッセイは電子化の許諾がないのだろうか。作者がいない今、決定者は編集部なのだろうか。英断を下して欲しいものだ。

十二国記

小野不由美の十二国記シリーズも電子化されていない。毎年、「最新作が出る!」と話題になるのだが、今年もまだ出そうにない。本人のご意向なんだろうが、新作が出ないなら、せめて過去作の電子化に踏み切ってほしいものだ。このシリーズもコレクションしたい上に、いつでもどこでも読めると便利だから電子化して欲しい。

話題の新潮社。是非、小野先生を説き伏せていただきたいものだ。

アラビア夜の種族

昔読んで面白かったので是非もう一度と思って検索してみると、電子化していない・・・。何故していないのだ・・・。昔紙本を買った。今こうして電子ならもう一度買う私がここにいる。作者と出版社は私という売上をとりっぱグレているぞ。再考して欲しい。電子にした方が売上に寄与すること間違いなしだ。

スラムダンク

知ってます?『スラムダンク』って今、新装再編版というのが出ていて、巷を賑わしている。何故、紙だけで出す? 私はお金を出して読みたくて仕方ないのに。置き場にも困らない電子書籍で出してくれたらどれだけ嬉しいことか。電子書籍の読書体験も数年前に比べて、格段によくなったはずだ。画質、めくり感と紙と遜色ないのではないか。

火車

言わずとしれた宮部みゆきの代表作である。最も油の乗った時期の作品じゃなかろうか。『理由』よりも『火車』の方が直木賞に相応しいとまで言われたくらいだ。

その他

あとは人気作家だと、東野圭吾とか百田尚樹が全く電子書籍化されていない。漫画家だと浦沢直樹とか。小出しでもいいので、なんか電子化して欲しい、切実に。