大河ドラマの原作で電子書籍化しているもの(2017)

2018年4月17日電子書籍コラム

大河ドラマ分布図2017

大河ドラマの”歴史”

歴史を図解してみた

2017年現在放映中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を入れると、大河ドラマは第56作を数える。(57作は西郷隆盛、58作は東京オリンピックを扱うらしい)その全58作を歴史(横軸)と知名度(縦軸)で表してみた。歴史は見ての通りだが、知名度はある程度客観性を取り入れるため、Googleなどで検索した時に標示される検索総数の概数を指標としてみた。すると上記のようなセグメント図ができあがる。赤枠は女性主人公である。大体9作くらいある。今後も増えるだろうが。緑枠は架空の人を主人公にした作品だ。たまにあるが、主流ではない感じだ。やはり、歴史上の人物を見たいというのが、我々視聴者の意見だろう。ちなみに複数回やっているものとしては、

大石内蔵助(忠臣蔵)とか源義経とか坂本龍馬とかは、大河ドラマの中で何回かテーマとして扱われている。

戦国時代に集中している

上のグラフのオレンジ枠を見ていただければわかるが戦国時代に題材を求めることが多いようだ。呂宋助左衛門とかフィリピンロケを敢行したという。天正遣欧少年使節とか題材にとった暁には、欧州ロケが行われるのだろうか。

戦国時代が好まれる理由としては、

  • そもそも歴史ファンの大多数が見る
  • 時代考証において文献など証拠が豊富
  • 合戦などが派手で画的に映える

という理由が考えられるだろうか。他にもあるかもしれないが、ここではこのくらいの考察にとどめるとして、上のグラフからもわかるように戦国以外の時代にこそ、これからの大河ドラマのネタはあるのではなかろうか。例えば、妻夫木聡主演で話題となった「天地人」の原作は火坂雅志が書いている。その彼が初期に著した作品が『花月秘拳行』である。

あの西行法師が主人公である。平安時代を舞台にしているので、上のグラフの空白地帯を埋めることができそうではある。平安時代を描いた作品はいくつかあるが、「平将門」が最も古い時代を描いた大河ドラマである。それよりも昔を描いた作品は今のところ存在しないので、そろそろ大化の改新なんかを描くのがいいのではないだろうか。原作がなくたって、オリジナルでいい。政争に関するドラマになるのだから、現代では受けそうだ。派手な合戦などはないが、「ハウス・オブ・カード」みたいに、スリリングな展開をもたせれば結構面白そうだ。

大河ドラマ原作の電子書籍は

第一作「花の生涯」

原作者は舟橋聖一。主人公は井伊直弼である。

第二作は「赤穂浪士」

原作者は大仏次郎。主人公は大石内蔵助である。

第三作は「太閤記」

原作者は吉川英治。主人公は豊臣秀吉である。

第四作は「源義経」

原作者は村上元三。主人公は源義経である。※原作本がKindleで見つからず。

第五作は「三姉妹」

原作者は大仏次郎。主人公は架空の人物である。テーマは明治時代。※原作本がKindleで見つからず。

第六作は「竜馬がゆく」

原作者は司馬遼太郎。主人公は坂本龍馬である。

第七作は「天と地と」

原作者は海音寺潮五郎。主人公は上杉謙信である。

第八作は「樅の木は残った」

原作者は山本周五郎。主人公は原田甲斐である。

第九作は「春の坂道」

原作者は山岡荘八。主人公は柳生宗矩である。

第十作は「新・平家物語」

原作者は吉川英治。主人公は平清盛である。


第十一作は「国盗り物語」

原作者は司馬遼太郎。主人公は斎藤道三である。

第一二作は「勝海舟」

原作者は子母澤寛。主人公は勝海舟である。※原作本がKindleで見つからず。時間がある時にまた更新します。