近年下げ止まり傾向の講談社 売上推移(FY16まで)

2017年10月6日

講談社売上グラフ201710

講談社の売上

  • 14年間で売上30%減
  • 最新では電子売上は14%を占める

FY16決算サマリー

  • 売上:1,172億(内、電子は161億と推定)
  • 営業利益:30億
  • 最終利益:27億

講談社の基礎情報

  • 決算時期:毎年11月
  • 本社所在地:〒112-8001 東京都文京区音羽二丁目12番21号
  • 『進撃の巨人』や『宇宙兄弟』等が有名

コメント

売上の減少傾向にようやく歯止めが掛かったという印象。電子書籍の販売拡大が今後の業績を維持する鍵になるだろう。
ただ、売上の増加に関しては(V字回復)、昨今の出版不況から鑑みても厳しいものがある。

講談社が褒められるべき点

電子書籍の進出に関して、積極的に介入を行っている点だろう。
具体的に言えば、『進撃の巨人』などのメガヒットコンテンツも、紙と電子で同時発売を行っている。これをサイマル配信などと言うが、人気コンテンツを同時販売している出版社はまだまだ少ない。そういう姿勢をもっと鮮明に強くしていけば、ひょっとすると売上の復権も見込めるかもしれない。

「電子書籍によって単純に紙書籍がなくなるとは考えない。電子書籍という読む手段が増えることで新しい読者が発掘され、紙書籍の需要にも刺激を与える」と考えている。上巻を約1か月間ネットで無料公開した五木寛之の『親鸞』は、公開後に書店での売り上げが上下巻とも25%以上伸びた。
2012年2月20日、6月から著作権者の承諾を得た全ての新刊書で紙書籍の刊行と合わせて電子書籍配信を行える態勢を講談社にて開始することを発表した。

出典:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E9%96%93%E7%9C%81%E4%BC%B8

現在の講談社社長の野間氏は上のように、電子書籍については考えているようなので、今後の「進撃」に期待したい。