2018年夏の電子書籍界隈CM合戦。

電子書籍, 電子書籍コラム



ハズキルーペのTVCM

渡辺謙が「世の中の文字は小さすぎて読めない!」と怒鳴り散らすCMを見ていてふと思ったのだが、「マンガや小説の文字も小さすぎて読めない!」と怒鳴ってくれると、その解決策として電子書籍が挙げられるのではないだろうか。「電子書籍だと読めるぞ! 文字のサイズも変えれる! ハズキルーペいらない!」というセリフが叫ばれて、電子書籍の浸透に役立つ流れだ。最後に、菊川怜が「電子書籍、大好き」と言ってくれたら、もう完璧。

電子書籍界隈のCMは地味

なんでこんなことを思ったかというと、電子書籍界隈のCMって地味だなと。タレントを起用するんだけど、記憶に残らないというか。もちろん、効果はあるんだろうけど。

めちゃコミックは犬を出したCMを展開している。新テレビCMを2018年8月4日(土)より放映中だ。この時期、見ている人も多いのではないだろうか。

この犬のおかげ(独占先行配信とかもやってるけど)で、月間20億円なのだ。お犬様とか社内では言ってるのだろうか。CMを端緒に、この快進撃は始まったと言っても過言ではないのだから、社員一同は犬に頭があがらないだろう。

でも、犬が出てるけど、ソフトバンクの犬ほど話題になっていない気もするし、ハズキルーペほど人心を惑わしていない笑

一企業のマーケティングも大事なのだが、「電子書籍ここにあり」的な存在感を世に示す、CMがあってもいいのではないかと思うのだ。

8月11日からはLINEマンガも”新”CM開始

”新”CMらしいのだが、前のCMを覚えているだろうか? LINEマンガのCMも印象が薄い。私は忘れっぽいのか、テレビを見ないのか、どんなCMか忘れてしまった。ベッキーが出ていたのはLINE本体のCMのはず。。。まじで、LINEマンガのCMの面影すら思い出せない。

ところが、今回のCMは結構力を入れているように思える。(前回の反動だろうか、今回は記憶に残る仕掛けが施してある)

  • 第一に、人気お笑い芸人「千鳥」の起用
  • 第二に、注目度上昇中の女優「松岡茉優」の起用
  • 第三に、『進撃の巨人』無料訴求

かなり個人的な意見だとは思うが、人気者の選定が絶妙だと思うのだ。2018年らしいタレント達だ。そして、一番の破壊力はキラーコンテンツの無料訴求だ。『進撃の巨人』は今、出版界で最も売れている本だ。これを全面に出すのは、反則に近いぞLINEマンガ。資金力にものを言わせた戦略であり、LINEにしかできないことだろう。(LINEマンガと聞いて、メディアドゥを想起できる人は、立派な業界関係者だ。そして、『進撃の巨人』と聞いて講談社を思い出して欲しい。さらに、講談社とメディアドゥを紐づけできた人は、もうかなり筋金入りの業界人ある。)

やはり、LINEマンガに進撃の巨人を好条件で出したのは、メディアドゥなのだろうか? 完全に推測の域を出ないが、電子書籍業界イチやり手のメディアドゥだからこそ、できたスキームだと私は思う。

メディアドゥとLINEマンガは次のCMで、菊川怜を起用して「電子書籍、大好き」をやって欲しい。まじで。メディアドゥがエポックメイキングなTVCMを投入してくれることに期待だ。

コミックシーモアもCM中

忘れそうだったが、加藤ローサとアンジャッシュ児島が出演中のコミックシーモア新CMも8月からオンエア中だ。旬さから言って、正直LINEマンガに劣るような・・・

もっと忘れていたBooklive!コミックも

夏の新CMやってます。忘れてました。すいません。

2018夏 電子書籍界隈CMまとめ

  • めちゃコミック(8月4日からオンエア中)
  • LINEマンガ(8月11日からオンエア中)
  • コミックシーモア(8月1日からオンエア中)
  • Booklive!コミック(8月1日からオンエア中)

私の地域ではこれだけしか見ないのだが、全国的にはもっとやっているのかも。もし広告戦略としてこの夏、TVCMをやっていない競合他社の皆さんがいるとすれば、それは本当に正しい選択でしたか?