飛行機の中で電子書籍が読めるサービス

電子書籍, 電子書籍コラム



夏休み、帰省、飛行機に乗る

夏休みということで、実家に家族を連れて帰省した。その際の交通手段は飛行機だ。早いし、前々から予約すれば値段も抑えられる。移動手段としてこの上ないわけだが、加えて最近の機体は一般席でも充実したサービスを提供している。国際線でもないのに、座席シートに画面が設えられ、リモコンもついている。そこで、映画やテレビ、音楽を楽しめるのだ。そして、時代だろうか、電子書籍も味わうことができるのだ。

飛行機の中の電子書籍サービス

以前から、飛行機の中で電子書籍の読書体験をエンタメ要素として提供していることは知っていた。確か、BookliveがANAと組み、eBookJapanがJALと組む形だ。ほんの数時間の移動なら、時間を潰すのにもってこいのサービスだろう。昔から雑誌なんかは飛行機でも提供していたが、物理的に場所をとるため、厳選された雑誌のみしか見ることができなかった。しかし、電子書籍があれば、雑誌ならバックナンバー、果ては小説やマンガまで搭載できる。空の上という制約を見事に取っ払うことができたのだ。

ANAの電子書籍サービス

国内線のページが上にあげたものだが、国際線の紹介ページもある。

ANA国際線の機内シートモニターで電子書籍が読めるサービス2015年5月5日から、豊富なエンターテイメントでフライトの時間を更に充実

2015年の5月から国際線で開始したというニュースはあるのだが、国内線の提供元は特にニュースになっていない。しかし、サービス名称が「e-books」という点から鑑みて、同社の提供サービスと考えて問題なかろう。

JALの電子書籍サービス

JALはもっと以前から電子書籍提供をeBookJapanと行っていた。2012年4月から「SKY MANGA」の提供開始だそうだ。

調べてもわからなかったのだが、「マンガ」オンリーなのだろうか? コンテンツのラインナップを比較しないと何ともいえないが、ANAでは雑誌や文字モノも読める。(小説はない)

実際にANA機で体感してきた

8月の帰省で、実際に電子書籍サービスを楽しんでみた。

ANA電子書籍

マンガは22冊が用意されていた。『いぬやしき』とか『ハイキュー』の冒頭巻1〜3を無料で楽しめる。無料でという名のもとに、数冊読ませて、後は有料で買ってねという出版社との密約みたいなのも垣間見える。どういうビジネスモデルか不明だが。

読める冊数が少なくても問題ない、何故なら国内線ならば1時間も乗らないからだ。読むのが早い人でも数冊が限界だろう。そして、機内アナウンスのたびに画面はフリーズする。かなり使い勝手が悪い。

数分おきに止まってしまうので、私は読むのをやめてしまった。どういう理由で国内線で始めたのか知らないが、向き不向きを検討した方がいいのではないだろうか。電子書籍がまともなものに映る工夫をしてもらいたいものである。