’18年センター試験・国語の小説を電子書籍で読んでみよう

2018年4月17日電子書籍コラム



センター試験

暇なので、センターを解く

まずは妻の説得

私はかなりの暇人だ。どれくらい暇かというと、年に一回センター試験が実施されると、主要三教科くらいは解く程度に暇だ。今年は自分一人で解くのもあれなので、妻にも勧めて、まずは国語の問題をいっしょに解いてみた。まず、説得するのにかなりの時間を要してしまい、試験後1週間経ってしまった。しかし、私のやる気は少しも減っていない。会社から帰って夕食を済ませ、娘を寝かせつけ、風呂にも入り、万全の状態を整えてから、2人で机に向かって問題を解く。事前にA4で印刷してホッチキスでとめてあるものを妻に渡す。全てお膳立てしないとやらないというから仕方ない。

センター試験の現代文

古文や漢文に関しては、かつて覚えていた知識を尽く忘れてしまい、全くと言っていいほど歯がたたなかった。(というか読解すらしていない)記憶がないので、問題を解くことができないのだ。よって、読解が可能な、現代文だけに的を絞ることにした。大問1と2が現代文だ。(1が評論、2が小説という傾向は今も昔も変わらない)評論文についてはあまり興味がないのでここでは割愛するが、小説文に関してはさらっと情報を記載しておく。

  • 著者:井上荒野
  • 『キャベツ炒めに捧ぐ』から抜粋で「キュウリいろいろ」

抜粋の形ではあるが、読ませる内容で、センター試験というのを忘れて問題文に集中してしまった。テーマは子供を亡くした夫婦の問題だ。問題を解く多くが大学生のため、試験中に感情移入ということはないだろうが、私の場合、感化される内容であったため、この試験では良い点は取れなかっただろう。(いいわけである)

電子書籍版がない

試験後、この本を読みたいなと思って、電子書籍版を探してみても、なんと存在していない。紙版だけだ。内容的には私のような大人の方が作品との相性はいいのだろうが、受験生だって帰りに読みたくなるだろう。小説の魔力だ。そしてみんなスマホを持っているんだから、もし電子書籍で販売していたら、帰りのバスや電車で簡単に買える。わざわざ本屋に行かなくていいのだ。出版社は最高の商機を逸したな。現在、紙版がセンター試験に出たということでそこそこ売れているようだ。この機会に出版社と著者は電子化を検討していただけないものか。センター試験への掲載はトップシークレットで、出版社や著者に対して、問題文に採用したことを通達する義務はないのだろうが、そうでなくても、電子化していたら、多くの読者を獲得できただけに残念である。