おすすめ電子書籍3 村田沙耶香『消滅世界』

出産

ジュニアNISAなるものを本気で検討している。というのも、私自身がNISAを活用しており、その非課税メリットを存分に享受しているからだ。子供の分も同じように上手に運用する自信があるし、子供用の将来の資金を考えた際に非常に合理的な制度であると思っている。もちろんジュニアNISAには元本を割ってしまうというリスクも存在しているが、そんなことは百も承知であり、その点を十二分に留意しつつ運用していきたい。

証券口座を作るためには、まず銀行口座がいるという。

しかも、銀行口座の新規開設は、2017年現在非常に面倒な手続きや制約がある。住む家の最寄りの支店でしか作れないというのだ。(みずほ銀行の場合)

検討中の身では有るが、すでに動き始めている私は実は娘が産まれた直後に病院近くの銀行に行ってみたのだ。銀行口座自体は、別に証券用以外にも使い道はある。そう考えて、まずは銀行に行ったというわけだ。

すると、窓口の案内係に門前払いを食らうという始末である。(念のため断っておくと、失礼な対応をされたというわけではなく、丁重にそこでは開設できない理由を説明され、帰された)

昨今だと色々な犯罪の温床になるが故に口座の開設には細心の注意を銀行としても払っているのだろうが、健全な市民の代表としては場所なんかこだわらずに新規で口座を開きたかった。というのも、妻が出産した病院は里帰り出産であり、そのとき私もその都市にいた。したがってわざわざ現住所に戻ってから口座を開設していては、タイムラグが空き、ジュニアNISAに向けてのあらゆる意気込みが削がれてしまう恐れがあった。

しかし銀行の言うことは聞かねばならず、私は結局娘の口座開設を後回しにしたのだ。

ちなみにだが、仮に口座を開設をスムースに済ませたとしても、そこからようやく証券口座開設の資料を請求できる運びとなる。(SBI証券の場合)

資料請求時に銀行口座を入力する欄があるのだ。

そして、並行して役所に出生届を出し、マイナンバーの発行もしなくてはならない。娘が家族の一員であることを示すために、家族全員の記載がある住民票も出してもらわねばならない。かなりの時間をとられることは必至なのだ。

それでもジュニアNISAを開設したいという強い意思がなければ貫徹は難しいだろう。このあたりをもう少し勘弁にしてもらえると有り難いのだがとは個人的には思っている。

当の娘が本当に投資に興味があるかは、意思の疎通がはっきりとれないうちはよくわからないが、ひょっとしたら、そんなものはいらないから堅実に利率が低くてもいいから貯蓄していけよと言ってくるかもしれない。大体、赤ちゃんが産まれたら家計には色々な物資が必要でかなりの出費を覚悟する必要がある。おむつやミルクなどハイペースでなくなる消費財がその最たる例だ。最初は病院で様々なメーカーの試供品をくれるのだが、それもなくなるといよいよ大量に仕入れる必要が出てくる。私も妻の要請で大量のおむつをAmazonで購入したわけだが、当初はどのメーカーにしようか真剣に悩んだものだ。有名メーカーを挙げていくと、誰もがコマーシャル等で知る、大企業ばかりだろう。

ところで、イクメンという言葉は聞くようになって久しいが、男が出産する日は果たしてくるのだろうか。何を馬鹿なと思うかもしれないが、そういうことも科学が進歩すれば可能かもしれない。そんなSF的世界が描かれたのが芥川賞作家・村田沙耶香の『消滅世界』なだ。これを読んで、出産を男に任せれたらなと夢想する女性は多いかもしれない。現に私は妻にそう言われたのだから。

確かこの本、村田沙耶香が『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した際に、その他の著作が気になり、すぐに読みたいと思い電子書籍で購入したものだ。コンビニ人間は現実の話だが、この作品はSFっぽさがあり、コンビニ人間よりも奇妙な世界観を持っている。現在のところまだ文庫化されていないので、少しでも安く読みたければ電子書籍で購入するのが良いだろう。